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あかがね(銅)

荒々しい赤い岩肌の渓に呑み込まれていく川を前にただ 「お ぉ ー !」。
緑もない風景だけだったが「なに!これ?」的な鳥肌感動が記憶に残っている。

それからというものここがお気に入りのフィールドになった。
あるシーズンはたった500mほどの距離を釣るために40日ほど通ったこともある。
近いところではがなかったが落ち着く場所がここだったと言う事かもしれない。
また鹿の多いところでもあり、車の前を群れで突然横切ることもあった。
堰堤プールは来るたびに落石で岩が増えていて、いつも緊張の場所だった。

いまは緑も蘇りつつあるのだが・・・ ちょっと淋しい気分でもある。
ある場所にはきれいな枯木が3本横たわっていて、撮影に最高だったが
そこに行くことさえ出来なくなってしまったことがちょっと残念だ。
入り口にはETCのようなセンサーを持った大きなゲート。
その場所に渡るためのニユーム管の橋はすでに流されていた。

スタッグシリーズの最初でもある「あかがね(銅)」は
足尾ダムのバックウォーターにあるそんな風景から生まれた作品。
赤い岩肌と鹿をモチーフに個性的なフォルムに仕上げたものです。


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スタッグシリーズ「Akagane」+シルクネット 2002年制作





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by ShimaNets | 2007-10-07 02:52 | もそもそっと・・・作品 | Comments(2)
Commented by Hariki at 2007-10-07 09:34 x
おはようございます!
夜中の更新ご苦労さまです。
ところで嶌さん寝てますか?(笑)
嶌さんのものづくりのコンセプトにはこういう物語があって、「作品」って言葉がピッタリ当てはまってカッコイイです。
こういうことを伺いながら作品を眺めてると、不思議と情景が浮かんできてその場所へ行ってみたくなりました・・・。
Commented by at 2007-10-07 21:49 x
ごめんごめん、あの時間には仕事していました。カッコイイどうか分からないが自分の創り方だからね。おいらもあの感動の時に戻りたいですよ。また新たな感動の風景に出会いたいです。